丸新

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2021.11.23

150年の時を超えて復活!!

こんにちは、スタッフの塚本です。

今回は、最近海外の方からも問い合わせも多い「亀吉どんぶり」のご紹介をさせて頂きます。

細かい話が続きますが、お付き合い下さい。

 

時を遡る事154年

「亀吉(かめきち)どんぶり」とは、江戸時代末期、駄知(岐阜県土岐市駄知)に生まれた美濃焼の名陶工・塚本亀吉の手によって慶応三年(1867年)に初めて作られた伊万里焼風のどんぶりの呼称です。

縁が分厚く重厚で器の内側に包み込むような造形、藍色とも紺色とも縹色(はなだいろ)とも形容できる優美な色彩、柔らかな絵付け。陶工の名を取り「亀吉どんぶり」として大いに評判になりました。

当時は、「ハレの日」の器として冠婚葬祭でのみ用いられる高価などんぶりで、ふだんは蔵で大切に保管されていました。そして、嫁入り道具として塚本亀吉の物語とともに家々を渡っていきました。

その後、「亀吉どんぶり」に端を発する「駄知のどんぶり」は明治時代に量産されて全国的に有名になり、「亀吉どんぶり」誕生から150年以上を経た現代においても駄知は「どんぶり生産量日本一の里」として知られています。

地域の礎となった「亀吉どんぶり」ですが、現代の「駄知のどんぶり」には「亀吉どんぶり」のような造形、色彩のものは見られません。時代の流れとともに「駄知のどんぶり」は大量生産に適したデザインへと変化し、「亀吉どんぶり」は知る人ぞ知る「古美術品」として現代では希少価値の高い過去の遺物となってしまったのです。

こちらが当時の「亀吉どんぶり」です。↓

そこで、コロナ禍という事もあり、「新たな日常」の浸透でライフスタイルや価値観がアップデートされ、大量生産・大量消費の時代から、本物の体験や文化を大切にする時代へと変わっていくのではと考え、150年ぶりに「亀吉どんぶり」を復活させることを考えました。

当時の特徴を残したまま現代風に製作したものがこれです。

濃藍↓

白縹↓

水浅葱↓

絶妙な色合い、手にフィットする形状がとても好評です。

予想外ですが、フチが沿っていることもあり、箸を使わない海外では使いやすとかなり好評との事です。

どんぶりという事もあり、ご飯ものや和食で使うものだと思われがちですが、意外や意外和、洋、中からエスニック料理など、どれにも合わせることが出来ます。

どんな料理にも使えれるので、毎日でも食卓に並ぶどんぶりです。

弊社ECサイトはもちろんですが、12月末以降からは土岐市のふるさと納税の返礼品でも出していますのでご興味がある方は、是非手に取ってみて下さい。